空調工事・ダクト工事とはどんな工事なのか、なぜ必要なのかをここでは詳しく説明いたします。
■ダクト工事の種類
空調ダクト
昨今建てられる建築物はとても気密性の高い建物となっております。建物は建てただけではホコリ・花粉・有害物質・におい・結露・湿気・カビなどが室内に溜まり、さらに気密・温度を考慮しなければ気分を害することもあります。
そのため、人々が集う場所では空調を考えることが欠かすことのできない設備の一つとなっております。
空調ダクトは飲食店や商業施設、スーパー、オフィスビル、病院、コンサートホールなどのあらゆる建物に設置され、建物の規模や状況に応じた空調ダクト工事が必要になり、衛生面にも考慮した設計により快適な空間を維持管理することが可能となります。
換気/排気ダクト
換気/排気ダクトは飲食店や店舗、工場などに使用される空調設備です。
排気ダクトは空気等を排出するのに対し、換気ダクトは空気を取り入れ排出する2つの機能を持っています。
換気の種類、必要換気量の求め方はこちらから。
厨房ダクト
厨房ダクトは主に飲食店や店舗の厨房に設置される空調設備です。
厨房には調理のにおいや油、煙などが充満するため、厨房ダクトの設計/工事/メンテナンス/清掃が行き届いていない場合、ダクト内の油汚れに引火したり、店内に煙が充満するなどの問題が起きます。
そのため、各厨房に適した構造、規模、空調環境、レイアウトなどの要素を考慮した上での設計/施工が必要となります。
排煙ダクト
排煙ダクトは火災時に発生した煙を排出する設備で、工場やオフィスビル、商業施設、病院など、大規模な建物には必ず設置しなければならない空調設備です。
排煙ダクトは火災発生時、火災報知機などと連動して送風機が動き、火災現場の煙を外部へ排出します。
最近ではどのような建物・施設・テナントなどでも消防検査が厳しくなっているため、欠かすことのできない空調設備となっています。
、、、こうなる前に、排煙ダクトを見直しましょう!