焼鳥屋さんの露出工事

北海道某所の、スーパーの中の、焼鳥屋さんの、天蓋・ダクト・ファン取付工事です。

この工事はダクト部分が露出(丸見え)のため、いつも以上に仕上がりに気を使って工事しなければいけません。

まず、店内はファンを吊ったりできる強固な場所が少ないため、鉄骨を設置します。

この鉄骨にファンを吊っていきます。

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この左壁部分を貫通してダクトを伸ばし天蓋と接続します。

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この伸ばしたダクト部分には天井や壁がないため、上から丸見えになります。このような工事を露出工事といいます。

2階からエスカレーターで降りるとき真正面に見えますよ!

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ダクトは通常、天井裏や床下、店舗の裏など、普段は皆様の目の届かない場所に設置しますので、表舞台に立つことは滅多にありません。

ですが、今回はダクトが主役!

こういうところはカッコ良く工事しなければ!!!

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いつもより多く写真を撮っております!

声援ありがとう!!

こうして見事にやり遂げたのでした!!!

油との闘い!

厨房のファンやダクト内、吹き出し口などに油が溜まると空気を吐きだす力が弱くなり、室内に嫌なにおいや煙が充満します。

手間ではありますが清掃を行うことで空調は長持ちしますので、こまめにやっておきましょう!

 

札幌駅周辺の喫茶店の吹き出し口の清掃です。

日々の油汚れが溜まりに溜まって、たれてます!

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これが現実。

油をきれいに取り除き、きれいに清掃!

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ほ~ら奥さん!こんなに綺麗になりました!

いや、そうでもないですね。油と一緒に塗装も剥げてしまいましたので。

が、油汚れは綺麗になったので厨房の吸込力も強く戻りました!

 

ぜひこまめな清掃をお願いいたします!

無煙ロースター下部のダクト取付

炭火はウマいが煙はマズイ!

焼肉屋さんの客室では、肉を焼いたときの煙が充満しないよう上か下から煙を吸い込む機材を設置しています。煙の中で飯は食べたくないものです。

その中でも下から煙を吸い込む機材を「無煙ロースター」といいます。このようなものです。

今回はこの無煙ロースターに関わるダクト、ファンの設置です。

 

まず客席に無煙ロースターを置く位置を決め、この寸法に合わせてダクトを設置していきます。

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この後、無煙ロースターが設置されるので先に保温工事も行っておきます。

壁面の外にはファンを設置し、煙が公道に行かない場所を考え、ダクトを伸ばしていきます。

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炭火で焼いた焼肉は美味しいです! が、その煙を不快と感じる方も大勢いますので、この辺りを考慮して工事を行います。

この後、客室に無煙ロースターを設置して完了です。

工場の換気工事

清潔な空気を!

札幌市内の食品工場の換気工事です。

食品工場は常に清潔な空気環境が求められます。

 

この現場は屋上に小屋を作りながらファンその他の設置となり、建築屋さんと共同での工事となりました。

先に外に伸びているダクトを小屋に繋ぎ、内側でファンとの兼ね合いを調整。

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小屋内は入って左側が排気、右側が給気となっているため、真ん中の敷居にフィルターを設置し清潔な空気を工場内に送れるよう考慮しています。

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この後、給気側にファンを取付けます。

 

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この給気側にのみ送風機を取り付ける方法を第二種換気方式といい、工場内の空気は正圧になる(室内に空気の圧力がかかり 空気が室内から出ていく)ため、常に清潔な空気の循環が行われます。

この方式は常に室内を清潔に保たなければならない食品工場・無菌室・手術室・クリーンルームなどに用いられます。

詳しくはこちらで!

 

冬の雪に対応したファンの設置

札幌市内某所にて屋上のファン、油受の設置です。

北海道は雪が多いため、外に設置するには雪を考慮しなければいけません。

そのためファンの架台は高めに製作しています。ただ、風邪などで倒れては危ないので重りをつけ、安全にも考慮した施工をおこないます。

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油を多く使う厨房のため、反対側には油受を設置。

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厨房から出ているダクトとファンを繋ぎ、工事完了です。

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屋外に設置するなら季節も考慮しながらの施工が大事ですね!